『神の啓示』

これからご紹介します内容は相談者が大巫女様を経由して神さまからいろいろな神託(アドバイス)を受けたやりとりを記述しております。間に介在して神さまとのやりとりを進行しているのは神主様です。
昔言葉の表現などもあり、現代語で理解しにくいところがありますが文面の流れで理解していただきたいと思います。


「神主」

これなる巫女の身におりられし大神は、いずれの大神様であられるか、お名前をお聞かせいただきとう存じます。いずれの大神様がおおり下さいましたのでしょうか?

『大神』

我は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)である。

※大国主大神とは
(八雲立つ出雲の国が神の国・神話の国として知られていますのは、神々をおまつりする古い神社が、今日も至る処に鎮座しているからです。そして、その中心が大国主大神様をおまつりする出雲大社です。 大国主大神様は、広く“だいこくさま”として慕われ、日本全国多くの地域でおまつりされています。大神さまがそれぞれの地域でお示しになられた様々な御神徳は数多くの御神名によって称えられております。)

「神主」

大国主大神様のご降臨、誠に感謝申し上げます。

本日、大神様のお導きをえたくて、仙台市は・・・・・の里に住める昭和・・年・・月・・日生まれとなる○○さん、家庭の不安を何とか解消したくて、その知恵を授かりにうかがいました。

その方の妻は、昭和・・年・・月・・日生まれの△△さんという方で、以前より諸々の精神的な悩み、あるいは精神的な障害が多く、この○○さん、大変な苦しみを味わっております。

どうぞ、この苦しみからお救いいただきますよう、大神様のお導きをお願い奉る。

どうぞ、こちらに(相談者○○さんを巫女の近くに招く)

ここに参りました、○○さんでございます。どうぞお導きをお願い奉ります。

『大神』

今日は良き縁日として、この座に申せばそなたのご神力により、そなたが今日まで災い解決のため、試みたことは良きことである。諸々の原因がある中に、そなたの心情にあるものは、そなたの先祖代々からの因縁のはかりごとによりて、そなたが本日この座にもうける姿にあるとみえる。

「神主」

されば、いかなる解決策を持ってすれば良いか、お導き下さい。

『大神』

この者の先祖というものは伊勢の大神によりて、先祖代々のもとをたどれば、そなたの先祖代々が船に乗り、事業を興し人々を導いておった時代があるようである。

 

故に、そなた達子孫と残りしものに、数々の災いとして与えもうしたものは、そなた達が日々行って来た事による事柄が原因ではなく、今から三千年もの年月を辿りながら、この道におりてきている。

 

その一つのかたちとして,そなたが選び定められて、今日このように神前にて現すことになっていたようであるのう。

その意味というものは、そなたが生まれ変わりとなり、そなたの先祖の○○家のはかりごととして、そなたに歩む道筋をさずけた、一つのはかりごととして捉えることが先ず多かれど。

 

また、そなたに与えし奥方の因縁というものは、そなたが試みて何事もなく解決すれば良いが、ある時にそなたのもとを辿りし先祖がそなたを選び、この因縁の道の解決をはかることにより、あの世の霊界を鎮めていくために必要とする一つの姿にあるようである。

 

故に、そなたが今日、人のためと願うことを一つ一つ神蔵に積み上げておるものも、そなたが先祖から導きをうけながら、そなたが数々の事業を作り得たことは、そなたの先祖の大きな力となり、このように貢献として残すことが出来ているようじゃ。

 

その先祖たるものが、このようにはかりごとができず、正しく道を運ぶことが出来ずにおるうちは、そなたが願うことが一つとして、叶わない姿に表れておるようじゃ。

 

それは、そなたの故に先祖代々もとを辿れば、そなたは信仰というものの道に心を向け、手をあわせ祈る事をすることにより、一つ一つのことがけが変わりもうしておるのではなかろうかという表れも一つである。

 

これは、そなたが何事もなく心に思っておるようじゃが、そなたが先祖の道を辿るということも一つの表れとなっておるのである。そなたたちが神事への信仰という形の方法を務めれば、そなたが悩むことも、少なかれ形を変えて行くものと見えておる。

「神主」

大神様のお諭しには、誠に肝にいります。

この信仰を道として行えば、これはこの○○さんの妻となる△△さんとなるものの道も変わるということでありましょうか?

『大神』

そのようであるのう。

「神主」

この○○さんの妻の実家、つまり□□家におきましては、そのような信仰への道への心は非常にあると思うのですが、よこしまな形で信仰の道を歩んでいると思っておりますが、それはいかがなるものでありましょうか、お諭しを賜りとうございます。

『大神』

この者の足もとには、信仰というものも一つ見えるが、この者が父として、親としてふるまっている姿に、先祖代々の道しるべが一つとして叶わない事柄が、この者に表れておる。

この者が、日々形を変えて荒ぶる様な姿が見えておるが、これもこの者に姿を移しかえる稲荷の姿も見えておる。

その稲荷もまた、信仰の道にかない手をあわせれば、形を変えて行くものであろう。

「神主」
その稲荷とは、いずれの稲荷でありましょうか?

『大神』

これは、この者がもともと生まれた時に、形のなき者に授けられた信仰であり、先祖からの贈り物でもあるのである。

故に,形を変えてこの者が信仰の道を辿っても、本当の神の道を進まぬことには何の変わりもないことにあらわしがあるようじゃ。

 

じゃが、一つ難しきことがこの者についておる、これはこの者の周りに取り囲む水子達が荒ぶる形をして、この者に影響を与えていることじゃ。

それは一つ一つが怨念に変わり、はばかり掛けているものが多かれと見える。

「神主」

されば、この奥さまであられる△△さんの、諸々の所行の根元となりし水子達の怒りがそのように精神に異常をきたす、乱暴になるということでしょうか?

『大神』

そればかりでなく、この者が生い立ちにある父である母である、また祖父なる形にあるその生活に、この者どもが日々怯えながら暮らしておった時代が見えておる。

 

故に、そのような出来事が子供たちに良い影響を与えておらず、心を閉ざしたままに、今日までの姿にあらわれているようじゃ。

それも、この父たるものが、子供として育つべき大事な時に、何も考えることなく、おのれ自信の生きる姿が人の道と思い、この子供たちにもこのような姿を追わせながら日々を送っていたようじゃ。

 

奥方の△△が幼い時、何ぞ悩んでおる時など、父親としての思いやりなぞ、親としての努めは一つもなかろぞよ。

その心の病というものがひとつ、この者を精神の病として形を残しておるようじゃ。

故に,この者がまた更なる我が子を同じ姿に変えようとしている姿は、これ悲しけれ。

 

また、それを思うて同じものに形を変えようと、心に思うておるわけでなく、当たり前のように同じことを我が子にしむけておる。

この者の親の姿が生き写しになっていくのではなかろうかのう。

「神主」

大神のお諭しにはほどほど胸に沁みまする。

(相談者)

私の妻が長女に対して、母親としての気持ちが起きないということを時々話しております。本人の目の前でも、そういう残酷なことを言うことはどういうことなのでしょうか?教えていただきたいと思います。

『大神』

これは、この者の父たるものが、子を育てる時に同じようなことをして、子を育ててきたようであるのう、それがそのまま形を変えずその者が受けもうした姿を、子に写して育てようとしておるのじゃ。

「神主」

それなる、この奥さまである△△の親は何故にこのような態度を持って、この奥さま△△さんを育てたのでしょうか?その謎はどこからくるのでしょうか?

『大神』

これは、奥方△△の親なる者は、我が身の姿を追うことだけで、家族ということには一つもなすべきことをしておらなかった。それが、本来の家という仕組みをないがしろにし、わがまま、ぞんざいな生き方をしてきておった姿であろうのう。

「神主」

さればこれなる、奥さまの△△さん、そしてご主人である○○さんとの間に生まれている、長女は※※ともうします。

この※※が、時々暗い表情をすることと、あるいはあまり好まざる目つきをするのとは関係があるのでしょうか?

『大神』

この者も、今の母親なる姿に怯えて心を閉ざす姿であると云う事である。

「神主」

されば、この※※なる子供、また、その下のむすめさんたる子供たち、時として病になったり、難しい病になったりしますが、その原因もその母親の育て方になるということでしょうか?

『大神』

それは、子供たちは常に母親の元にあり、子供ら自身では何一つ出来ないため、その身を母親に任せることしか出来ぬ姿で日々を送っている姿じゃ。

それ故に、長年の積み重ねが子供たちの精神と肉体に影響を与え、子供らは我が身をコントロールすることが出来ずにおったため、いつかは肉体の血となり流れし、血液の中に病として残るようになるのじゃ。 それが、悩み事というのじゃ。

「神主」

されば、これなる奥さま△△さんが正しい母の姿、妻の姿になれば解消する、解決するということでありましょうか?

『大神』

これは、今言うたように、親にその姿を作り上げられてしまい、子供らが人としての姿に育つことが何分の一も出来ず、悩み苦しんでいる姿が見えるようじゃ。

故にこの母親を正しい姿に導く方法は、先程もうしたように信仰の道も一つであると云う事である。

「神主」

有り難きお導きであります。

(相談者)

すみません。最後に一つだけお伺いしたいんですが、女房が被害妄想的に常に人から監視されているとか、尾行されているとか、家の中に誰かが入ってきてなにかいたずらをしているとか、時々口走りますが、これはどういうことなのでしょうか?

『大神』

これは、そなたの屋敷まわりに、もともと住んでおった霊魂の仕業によりて、精神をこの者に乗り移り、荒ぶる形をとるのである。そなたの今、住んでおる土地なりにはいろいろな時代があり、その憑きものが災いをなしているものが数々あるように見えておる。

(相談者)

有り難うございました。

「神主」

大神様に最後におたずね申し上げます。

これなる、ご主人○○さん、奥さまの△△さん、その子である娘さん達、幸せな家庭に戻り得ること、いかなる努力をすれば良いか、大事なことをどうぞお諭し下さいませ。

『大神』

これは、今言うたように、霊界の仕組みによりし先祖前世の因縁というものである故、その因縁を解きほぐせば形も変わるであろうと申する。

「神主」

諸々のお諭し有り難く存じいります。

どうぞこれよりのち、これなる○○さんのお導きをお願いし幸栄えの道を大きく開かせて頂きますようお願い申し上げます。

本日は、ご降臨誠に感謝申し上げます。

有り難うございました。

『大神』

○○と申するもの、そなたの心にある人のため、世のためと願い行っておる事柄を更にすすめ、世のために徳を積み、今、関わっておる因縁もその船に乗せて、そなたの心願の道を歩むがいいそ。

(相談者)

はい、有り難うございました。