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●水子供養 令和2年3月22日

今日は県外から70代の女性の方がお見えになりました。この方は以前、音信不通になった娘さんのことでご相談にお見えになった方です。
娘さんについてはしっかりした方でしたので、心配しなくともきちんと生活をしていることを申し上げました。
その際、その女性の方に水子さんが憑いていることに気が付き、その旨をお話ししますと50年ほど前の20代のころに、そのような事があったことを打ち明けられました。その方はそれなりにお墓参りや、仏壇に手を合わせる時に一緒に拝んでいたようですが、水子さんはまだまだ不満な気持ちを持っているようでした。
そのことを、申し上げておりましたので、今日はその水子さんたちの供養の儀式を行いました。
立派なお膳を用意し、また水子さんたちが喜ぶようなおもちゃや、お菓子、洋服、肌着、お小遣いなどを供え、ねんごろに供養を行い水子さんたちの霊を慰めました。
御霊おろしを行い、水子さんたちとお母さんとがお話を始めました。水子さんはお二人見え、上の子は女の子、下の子は男の子のようでした。男の子はあまり不満は訴えておりませんでしたが、上の女の子は強い不満な気持ちを引きずりお母さんに訴えているのが見えました。また、下の男の子は一生懸命勉強をして学校の先生になるのが夢とのことを言っていました。その女性にお仕事は学校の先生をされていたのですか?とお伺いしますと、いえ、私は先生ではありませんが主人と義理の父、またその上のひいおじいさんがみんな教師だったことがわかりました。
その男の子はきっとお父さん達の姿を見て憧れていたのでしょう。
ねんごろに霊を慰め神様のところに行けば、もっともっと素晴らしいことが起きることをお話ししましたところ、水子さんたちはようやく安心し、満足した様子で神様のもとへ旅たちました。