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施設に入っていた母が、不治の病となり、長く患っていた病院で亡くなりました。それ以来、母がどんな思いでいたのか、ずっと心に掛かっていたということです。
母と話をしたいとの事で、大國之宮にお出でになり、御霊さんを呼んで話をなされました。お母さんは、亡くなっても生前と何ら変わりなく、娘さんの事を良く見ていて、私達には計り知れない事を二人でお話しなされてました。御霊おろしが終わった後、「お母さんそのものでした」と、申されていました。「色々な話ができ、長年悔やんでいた思いが取れました。また母に会いに来たいです。来て良かったです」と、心から喜ばれてお帰りになりました。
姿かたちは無いけれど、いつの時代になろうと、親への想いは我が身の姿がなくなるまで、想い続けていくものなのですね。