●どんと祭(裸参り) 令和2年1月15日

1月14日は家の正月飾りや、古いお守り、神札等を近所の神社に行きおたきあげをする日です。

我が家は毎年近所の多賀神社に行きおたきあげをします。

多賀神社は伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の2中の神様を祭っております。

日本最古の書物「古事記」によると、この二柱の大神は神代の昔に、初めて夫婦の道を始められ、日本の国土、続いて天照大神をはじめとする八百万(やおよろず)の神々をお産みになられました。生命(いのち)の親神様であることから、古く「延命長寿・縁結び・厄除け」の神様として信仰を集め、鎌倉時代から江戸時代にかけては、武家や民衆にも信仰が広まり、多賀大社の分祀社は全国239社を数えるとのことです。その一つが仙台市太白区の西多賀にあります。また、この日に行われる裸参りは、仙台藩にきて酒の醸造をしていた南部杜氏が、醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのが始まりとされます。白鉢巻・白さらしを巻き、白足袋・わらじの装束に身を包み、神に息かけないためとして「含み紙」と呼ばれる紙を口にくわえたまま、右手には鐘を、左手に提灯を持って徒歩で参拝し御神火にあたる。仙台に古くから伝わる旧正月前日の風物詩です。