除霊の様子

繁華街を歩いていたら、見知らぬ男性の霊が取り憑いた。

今日のお客様は高校一年生の女の子です。お母様と一緒にご相談に訪れました。

(このブログはご相談者の了解を得てご紹介しております。)

このお嬢さんは以前にも何度か憑依を受け、当神社にお出でいただいてましたが体質的に霊感が強く、憑依を受けやすいものを持っているようです。数日前に学校近くの仙台駅周辺を歩いておりましたら、急に頭の右の後頭部が割れるように痛くなったり、吐き気と同時に体が重くなり、全身打ったような痛みが感じられた。激しい事故にあって亡くなった人が憑依してしまったことを自覚したそうです。

 

かなり強烈な憑依でなかなか出てくれず、ますます体が重くなり気持ちも落ち込んでしまい自分ではどうにもできなくなって大國之宮に来たようです。年齢的には50代の男性サラリーマンのようで几帳面な人のような気がするとのことです。

 

営業の仕事をしていて、仙台駅周辺を歩いていて激しい事故にあってしまったとのことでした。

本人は自分が死んだことを認めたくなく、誰かの体を借りてこの世にとどまっていたい気持ちが強く残っているようです。早速神さまの前にご案内し除霊の準備を始めました。憑依した男性が好んでいたハイライトのたばこ2箱、エビスビール、どら焼きなどをお供えし祈祷を始めました。

 

儀式に則り約30分の祈祷の後、憑依していた御霊様は無事に本来の仏様の世界にお送りすることができました。

祈祷の後のお嬢様の様子は、重い呪縛から解放され、晴れ晴れとした明るい表情でお母様と一緒にお帰りになられました。