体 験 談

このコーナーは「大國之宮」に相談に訪れた方の体験談を掲載しております。



【娘に憑いた東日本大震災でなくなった人々・・・仙台 男性

昨日、私の中学3年生の娘がクラブ活動の合宿に岩沼のロッジ行ってから、急に体が重く右腕が痛くなり疲労感が普通でないと訴えてきました。きっと何かの霊が憑いてしまったようだとのこと。娘は霊感があり家の近くや家の中でも霊の顔や体の一部が見えるとよく言っていました。

何か水に溺れて亡くなった人の霊が憑いたみたいで、酸欠の金魚のように空気を吸いたくて口をパクパクしてしまい、とても息苦しいと訴えてきました。また、別の人もだれかわからないが憑いているようだとのこと。
2日ほど後に、「大國之宮」さんに用があり、お伺いしたときにその話をしましたところ神主様より何か憑いてしまったようだね。今日、学校が終わってからでもいいので連れて来たほうが良いとのことでした。
その後、すぐに今度は大巫女様よりお電話をいただき、娘さんに良くない霊が憑いていますのでなるべく早く除霊したほうが良いので、必ず来るようにとのことでした。

その話を学校が終わって帰ってきた娘に話し「大國之宮」にお伺いすることにしました。

「大國之宮」に向かう途中、娘に体の様子を聞いてみますと私に今、憑いている人は一人は男の人で年齢は40歳位、たぶん家族がいないので独身のような気がする。そして歩くのが早い人で私がついていくのにとても疲れるとのことでした。また、その人かどうかわからないがいくら食べても全然おなかがいっぱいにならず、まだまだ食べたくなって困る。5~6人分くらい食べてもたぶん、まだまだ食べられるような気がする、おかしいと笑っていました。

「大國之宮」にお伺いし、お茶をいただきながら神主様、大巫女様お二人とお話をしている時に、大巫女様が何度かじっと目を閉じ霊視をしているようでした。
すると娘についた霊は、先の東日本大震災で亡くなった方です。そして同じように大震災で亡くなったたくさんの小さい御霊(みたま)が娘さんに憑いたようです。きっと子供たちの合宿が楽しそうだったので亡くなった小さな御霊たちが集まってきたのでしょう。こんなに霊が憑いていたのではさぞかし体が重く頭も痛くなっていたと思いますとのことでした。
神主様と大巫女様のお話では震災で亡くなった人たちが、まだまだ沢山供養されていないようですとのことでした。今回のなくなった方もそのような方達なので除霊ではなく供養を行います。とのことでした。

早速、祭壇に供養の準備をしていますと大巫女様が亡くなった御霊がどうしてもおにぎりが食べたいようなので、これからスーパーにいっておにぎりを5個くらい買ってきてくださいとのことでした。「大國之宮」にあったお菓子類では納得しないようですとのことでした。そして、どんなおにぎりが良いのかは娘さんが今、食べたいと思っているおにぎりでいいとのことでした。                                  

近所のスーパーに買いに向かっている途中に、どんなおにぎりが食べたいのか娘に聞いてみますと、「こぶ」、「しゃけ」そして「梅干し」のような昔風のおにぎりを食べたいと憑依している人が言っているようだとのこと。娘が私だったらマヨツナとかイクラとか食べたいはずなのに今はなぜか昔風のおにぎりが食べたいから、きっと憑いているひとがその年代の人なのかもしれないとのことでした。

そのほか、子供たちが食べたい思っているようなお菓子類、チョコレートやクリームの入ったお菓子類を選んでいました。

買い物が済んで「大國之宮」に再度お伺いし、いよいよ供養の祈祷が始まりました。

神主様のご指導に従い、一緒に「のりと」をあげました。「のりと」をあげている間に大巫女様が娘の膝の上に何か紙で折った受け皿のようなものを置いて、娘の背中や頭、体全体を白い紙垂れがついた「ぬさ」でお祓いし始めました。そして最後に膝の上に置いてあった折り紙の受け皿を折りたたみ、その紙で全身を強くこすり始めました。ちょうど汚れを拭い去るような仕草です。

そして、最後に娘の背中で十字を切るようにエイ!エイ!と強く空を切りました。その後その紙をローソクの炎で燃やし始めました。

約1時間ほどの祈祷でしたが終わりますと娘の顔が急に晴れ晴れとし、体がすっかり軽くなったと話していました。
娘自身も憑依していた霊が取れたのがはっきりとわかり体がすっききしたとのことでした。
大巫女様のお話ですと男の方と沢山の小さな御霊たちがついていて、「のりと」の最中に神様のほうに飛んで行ったとのことでした。
帰りの車の中では娘の表情は来る時とは別人のように明るく、朗らかになりとても嬉しそうでした。

 

娘は霊感があり、時々憑依されやすい体質のようなので、これからも「大國之宮」さんに通い神主様や大巫女様に教えをいただきながら、自分の能力を伸ばしていき、憑依で悩んでいる方を少しでも救うために勉強を続けたいと希望を持っているようでした。